屋外でのビデオ撮影の時、気になるのが風切り音。ダイソーにあるもので何か防ぐ方法はないか探し、実践しました。
屋外で撮影するとき大敵なのが「風切り音」
ビデオ撮影を屋外でするとき意外と厄介なのが風切り音。体感的にはあまり感じなくても、撮影後自宅へ帰って見返すと「ボボボーボ・ボーボボ」と厄介なアイツが入っていて萎えることありますよね。せっかくの思い出の映像なのに、風切り音のせいで音声が聞こえづらく不快で残念な動画になってしまうことさえあります。
この風の音を防ぐ方法として、ウインドジャマー(風防)と呼ばれるものを付けると良いそうです。テレビでたまに見る、カメラマンがもってるカメラや音声さんのマイクについている、あのスポンジやファーのような素材のカバーですね。
私もアレを付けてみたい。でも効果がどれだけあるか分からないから試しに安く作れないか?という安直な考えで今回、ダイソーさんで買いそろえた商品で自作してみたいと思います。
ビデオカメラ紹介
今回実験に使用する一台がこちらSONYのハンディカメラHDR-CX180。
販売は2011年のちょっと古めのカメラですが、私にとって思い出の品なのでまだ手放せずにいます。普段使うことはなく寝かしていたのですが、実験を兼ねて久しぶりに活用したいとの希望で採用です。あと本機種はマイクが前方レンズのすぐ真下、アーチ状に設定されているので、今回の検証の対象にするには楽しいかと。現行機種のSONY製ビデオカメラは同じ位置にマイクが設置されている型番もあるので参考に出来るかとも思っています。
ダイソーでファーを探す。
さっそくダイソーさんで商品を物色します。ウインドジャマーの素材によく使われる素材は、スポンジ、ファー(的なもの)です。なのでこちらに近い雰囲気の、代用できそうな素材の商品を探します。なお一般的にスポンジとファーの素材違いによるウインドジャマーの効果としては、「スポンジ型:耐風性能/弱・音質のこもり/ほぼ問題なし」「ファー型:耐風性能/普通・音質のこもり/少し有り」だそうです。私は思いっきり防風したいのでファー型でいくことにしました。良いものあるかな?
ダイソーで買ったもの。
「こんなものまであんの?」なダイソーさんなので、もしかしたらウインドジャマー自体があるんじゃないかと淡い期待をもって探したのですが流石にありませんでした。しかし素材としては豊富です。スポンジもファーも良い感じの素材(商品)がたくさんあり、どれにするか正直悩みました。後日改めていくつか試すのもアリかもしれません。その中で今回ピックしたのがこちら。ダイソー108円「ナチュラルボアポーチ」。全面に短すぎず長すぎずのファーが施された女性用ポーチです。この面積があれば、カットが失敗してもやり直せそうです。
カットして貼り付けるよ。
それでは、作成の様子です。まずは張り付けるサイズにカットします。大きさはマイク部分に被せるサイズより気持ち大きくカットしました。カットした端は毛くずが残っているので取り除きます。
そしてカットしたファーの裏側に両面テープを付けマイクに張り付けます。マイクの穴をできるだけ潰さないように注意します。貼り付けたら、レンズ周り(レンズに掛かる部分)のファーを少しカットし整えます。この作業をしなくても映像にファーが見切れることは無さそうですが、一応気分でトリミングしました。
いかがですか?カットしてサクッと両面テープで貼っただけ。それだけなのに、それなりの出来栄えになったような気がします。本人的にはOKライン。
その後、取り付け前の動画と取り付け後の動画で風切り音の比較を検証しました。すると見違えるほどに風切り音は改善されました。ボーボー音はあまり感じず、音のこもりはほんの少し言われたら違うかな?という程度。これだけの労力とコストで改善されるのであれば満足です!やってみる価値アリ!ダイソーではほかにも代用できそうな商品があったので、もっとベストな素材は無いか今後も探してみます!